EDの原因と改善方法について

EDの原因は大きく4つに分けられます。
それぞれの特徴や有効な対応方法などを紹介します。

・心因性
20代や30代などの比較的若い方に多いです。
精神的なプレッシャーやストレスが原因で思うように勃起しないというものです。
過去に性行為で失敗してしまった、うまく出来なかったなどのトラウマや子作りを目的とした性行為にプレッシャーを感じるという方がなりやすいです。
ED治療薬も有効に機能しますが、根本的な原因を解決することが改善への近道です。
性行為に慣れていくことや性行為をするパートナーとの関係性を深めることが重要です。

・器質性
加齢によって血管の広がりが悪くなることで海綿体への血流が少なくなることでEDの症状を引き起こしてしまいます。40代以降など中高年の方はこの器質性EDが多いと言われています。
加齢以外だと喫煙や飲酒など生活習慣も原因となるため、若い方であっても生活習慣病が乱れている方も器質性EDになってしまうおそれがあります。
加齢によるものであれば根本的な改善は難しいため、ED治療薬の服用が有効です。

・混合性
心因性と器質性の両方によってEDを引き起こしているケースです。
根本的な改善は難しいため、こちらもED治療薬による対策が有効です。

・薬剤性
怪我や病気などなんらかの理由で服用しているお薬の副作用などでEDになってしまうことがあります。
有名なところではAGA(男性型脱毛)治療薬の副作用には性欲の減退というものがあります。この場合は原因となっているお薬の服用を止める、またはED治療薬との併用になります。
しかし、お薬の中には併用禁忌や併用注意といったものがあるため、ED治療薬を併用する前に担当の医師に相談することをオススメします。

EDの原因はいくつかありますが、原因によって有効な対応方法が少し異なるため、自分のEDの原因を知っておくことも大切です。